災害救援

「一れつきょうだい」とのみ教えのもと、天理教は早くから社会貢献、福祉活動に取り組んで参りました。

なかでも、明治24年の濃尾地震の救援活動に始まった天理教の災害被災地支援は、その後も、関東大震災や三陸沖地震、室戸台風など、災害のたびに有志によるひのきしん隊が出動し、倒壊家屋の後片付け、炊き出し、義援金の募集など、多岐にわたる支援活動が続けられてまいりました。

自然災害の多発する我が国において、各地域における組織化の動きが進み、昭和46年 全国規模の災害救援組織「災害救援ひのきしん隊」が発足。

翌47年には「災害救援ひのきしん隊」高知教区隊が結隊されました。

自治体などと連携し、被災地に負担をかけない「自己完結型」の災救隊の活動は、近年ますます教内外の注目するところとなっています。

また、高知教区隊では、隊長、支部班長を置き、災害発生時の救援活動にとどまらず、平時から救援訓練、規律訓練を重ねています。